2021-09

医者雑談

オペ中に手がつりそうになった件(/ω\)

先日、脊椎オペ中に手がつりそうになりました。幸いホントに手がつるまでには至らず事なきを得ましたが、この機会に一番よくある脚のつり(leg cramps)について文献を調べてみました。結論、統計学的には、あまり良い予防法は無いようです・・・
せぼねの話

腰痛はオペで治るとは限らない問題

慢性腰痛の治療の基本は、オペ以外の保存的治療です。しかし、頑固な腰痛に悩まされる患者さんの中には、オペで何とかならないかと期待されて受診される方も少なくありません。しかし、腰痛だけの症状の場合、オペで良くなる可能性は半々といったトコロです。
読書ネタ

これからの子供教育のために一読しておいたほうが良い本~『スマホ脳』『AI vs. 教科書が読めない子供たち』

今後のIT世界を生きる子供の教育のために、親が読むと良いと思った本2冊の紹介です。『スマホ脳』はスマホが如何に脳に悪いかという本です。『AI vs. 教科書が読めない子供たち』は読解力こそAIに勝つ道という本です。いずれも衝撃的でした・・・
勝手にメス入れ医療問題

高い医療が良い医療とは限らない

日本ではデータがしっかりした治療については、国が認めた保険診療として低価格で受けられます。日本にも高額な自費診療が存在しますが、果たして他のサービス業のように高いものは良いものなのでしょうか?金融商品とも絡めてお話します。
医者雑談

医療におけるサービス・プロフィット・チェーン ~従業員第一主義は医療サービスでも通用するか?

ホテルなどのサービス業では『サービス・プロフィット・チェーン』という考え方があります。従業員の満足度向上に努める事が、サービスの質向上、顧客満足向上、収益向上につながるというモノです。サービス業の一種である医療でも当てはまる気がします。
医者雑談

ある外科系医師の言葉「医者じゃなかったら、ただの人斬りだからね・・・」~オペ好き医師はヘンタイなのか!?

医学生の頃、ポリクリで、ある外科系の科の飲み会で、中堅医師に言われた言葉。「僕らは医者じゃなかったら、ただの人斬りだからね・・・」オペ見学が好きだったボクにとって、自分の深層心理についての、なかなかショッキングな発見でした。そん時のお話です。
読書ネタ

渋沢栄一も知っていた!膝と腰には運動が大事~『論語と算盤』

渋沢栄一の名著、『論語と算盤』の中の例え話に、座ってばかりだと膝が痛くなり、寝てばかりだと腰が痛くなる、というようなことが書いてあります。整形外科医の立場から、さすが栄一さん、よく分かってる!と嬉しくなったので、そこだけ紹介します(^^;)
医者雑談

やって見せ 言って聞かせて させてみて ほめてやらねば 人は動かじ(ほめらたことねーよ・・・|д゚)

教育に関する格言として『やって見せ 言って聞かせて させてみて ほめてやらねば 人は動かじ』っていうのがありますね。昔ボクが受けた研修医教育とは、あまりに乖離した言葉ですが・・・。最近の研修医教育には当てはまりそうです。若き日の思い出話です。
せぼねの話

再発性ヘルニアでもコンドリアーゼ注射は可能!?

腰椎椎間板ヘルニアが治った後、不運にも再発してしまうことがあります。腰椎椎間板ヘルニアに対するコンドリアーゼ注射という治療法がありますが、再発でも、ヘルニアのタイプさえ適応していれば使用できます。再手術を避けるのにも、良い選択肢と考えます。
せぼねの話

腰部脊柱管狭窄症の主な手術法、除圧術とは?

腰部脊柱管狭窄症に対する主な手術法は、除圧術(後方除圧術)と呼ばれるものです(椎弓切除術や椎弓形成術とも)。顕微鏡、脊椎内視鏡、経皮的内視鏡のどれを使うかで傷の大きさは変わりますが、内部の操作はほぼ同じで、黄色靭帯を取り除くことが目的です。
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