トリセツあっても上手くいかないのが夫婦問題~『妻のトリセツ』

読書ネタ

こんにちは!
本をできるだけ安く読もうとするせいで
最新刊がなかなか読めないドクターコンちゃんです!

さて、これまで自己流で四苦八苦しながら妻を扱ってきたのですが
KINDLE UNLIMITEDで『妻のトリセツ』なる本が読めるようになっていたので
遅ればせながら勉強させて頂きました。

AIの開発にも携わってきた著者が、女性脳と男性脳の違いに基づいて
配偶者との関わりに苦労している男性向けに書いた本です。

男脳、女脳の違いについて科学的に検証した本と言えば
『話を聞かない男、地図が読めない女』も、昔ベストセラーになりましたね。

(こちらもKINDLE UNLIMITEDで読み放題です)

『話を聞かない男、地図が読めない女』の方は
実際に行われた実験結果などを引き合いに出しながら
男脳、女脳の働きの違いそれに伴い現れる言動の違いについて
大ボリュームで書かれております。

『妻のトリセツ』も扱っているテーマは似通ってはいますが
夫婦関係を(というか妻の機嫌を)良くするために(夫は)どうすべきかという点のみにスポットを当てており
よりさらっとライトに読める内容です。

妻のトリセツで重要な点は以下の通りでした。

要点
  • 妻との会話ではいつも、共感、感謝を示そう(妻は会話に解決策の提示は望んでいない)。
  • たまにはダイレクトに愛の言葉を伝えよう(黙って男の責務を果たすという愛の示し方は伝わらない)。
  • デートや記念日のお祝いは、サプライズよりも1か月前から具体的な計画を予告する方が有効(女性はイベントの前後1か月ずつ楽しめる)。
  • 小さな家事を日々のルーティンとして受け持とう。
  • 出張の時は何気ないメールやお土産で、妻のことをいつも考えていることを示そう。
  • 上記のような努力をしてでも離婚しない方が、男は健康に長生きできる。

なるほど、女脳を理解せずに男脳だけで独りよがりに考えて行動すると
女性が望んでいない行動を取って
落とし穴にスッポリはまってしまうなあと思います。

(ああ、あの時サプライズなんてしなきゃよかった・・・)

特に日々の会話において
女性が出してきた話題について
男はついつい解決策を示したくなるのですが
女性同士の会話のように
「だよねー」「わかるわかるー」と声高に共感を示しあうことが
妻の脳に寄り添う姿勢なのだなと得心しました。

本を読んでいて、これは病院の女性スタッフとの良好な関係性構築にも役立つと思いました。

(愛の言葉まで含めると、不適切な関係性構築になりそうですが)

でも今は分かった気になっていますが、
これを継続していくのはなかなか骨が折れそうです。

男としては、女性に気を遣う言動をするために
いつも無理していると思うと疲労してしまいそうですが
男性と女性の脳の働きは科学的に違うんだという論理的な認識を持っていれば
ビジネス上の対人テクニックのようなものでストレスも感じにくいのではと思います。

(と考えてしまうのが男脳なんでしょうね(^^;))

せっかくトリセツがあっても時間が経つと忘れてしまい
いざという時に感情が先走ると上手くいかないですからね。

妻の脳は自分とは違うんだというマインドセットを常に持っておくことが
継続した成功の秘訣かと。

ボクもこの本を読んでからは
「大変だよねー!」
「そうだよねー!」
「マジわかるー!」
と毎日シャドウ相槌トレーニングに励んでおります。

(そういえば昔、『だよねー、だよねー』って歌うラップ曲が流行りましたね。
あれは女子的な共感ソングだったんだと、脳科学的側面から改めて感服しました)

妻にはこの本を読んでいたことに気づかれないようにしながら
しれっとスマート・ジェントル・ハズバンドに変貌したいと思います。

脳内の妻イメージ
脳内の妻イメージ

あれっ?

なんかワタシ最近、旦那にキュンとさせられてる?

あの人どこか変わった?

(まさか浮気してる?)

みたいなね(-。-)y-゜゜゜

妄想はそれくらいにして、手強い現実に取り組みます。

最後まで読んでくださって、
マジありがとうございましただよねー!!!

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