男性医師4人だけで祝った いつかのメリークリスマス その②

医者雑談

どーも!ドクターコンちゃんです!
前回の続きです。
(ちなみに、新型コロナ流行より、ずっと前のお話です)

クリスマス・イブに
行く当てもなくさまよっていた
子羊のようなボクらを
クリスマス・パーティーへと導き
救済してくれたBセンセ。

(おお、クリスマスっぽい流れだ)

Bセンセの部屋のドアをノックし、
ボクの名前をドア越しに告げます。

「どうぞー」
という声に促され
いつものごとく
鍵の掛かっていないドアを
勝手に開けました。
(病院職員だけのアパートなので、
セキュリティ感覚はゆるかったです(^^;))

看護師さんとか女医さんとか
たくさん居たらどうしよう、
狭いんじゃないかな
と勝手に心配をしながら玄関をくぐります。

そんときの妄想イメージ ⇓

あれ?

Aセンセ?

Bセンセ?

以上?

ドクターコンちゃん
ドクターコンちゃん

あれ?
〇〇先生(よくつるんでる仲の良い女医さん)は?

Bセンセ
Bセンセ

ああ、都合悪いって。

まあ、よく考えたら
女医さんに声かけてること自体、
失礼かもだけど(^^;)

ドクターコンちゃん
ドクターコンちゃん

看護師さんとかは?

後から誰か来ます?

Bセンセ
Bセンセ

みんな都合悪いよ。

これで全員。
誰か呼べる人いる?

・・・そりゃそうだ。

ボクとしても、
イブ当日になって、女性をパーティに誘う根性もないし。

こうしてボク達の
男だらけの
クリスマス・イブ・パーティーは幕を切った・・・

まあ、いいじゃないですか。男だけでも。

みんなで楽しく
おいしいクリスマスディナー食べて、お酒飲めれば。

さて、

クリスマスですしね。

今夜のメニューは・・・

クリスマスらしく・・・

 

 

 

 

寄せ鍋!!!

イメージ写真

 

ん?

 

あれ?

チキンは?

いつもBセンセは皆のために
自分で料理もふるまってくれるんです。

だから、自分で作ってもいないのに
文句言っちゃなんなんですが、

ドクターコンちゃん
ドクターコンちゃん

鍋かい!!!

不覚にも心の中でツッコんでしまいました(^^;)

 

「メリー・クリスマース!!!」

兎にも角にも、男3人でビールを乾杯し、
鍋をつつき始めました。

さっきは思わずツッコんでしまいましたが、
さすがはBセンセ、
美味しいです。

Bセンセは、まさにボクらの

救世主(メシヤ ≒ 飯屋)(怒られるわ)

(おお、またクリスマスがらみだ)

テレビでクリスマス特集の
バラエティ番組を見ながら
鍋を食べてると、
当初の焦燥はどこへやら

なんだか家族でご飯食べてるような
ほのぼのした気分になってきました。

ドクターコンちゃん
ドクターコンちゃん

でも3人だとちょっと寂しいすね。

Aセンセ
Aセンセ

そうだね~。

コンちゃん、誰かおらん?
C先生は?

ドクターコンちゃん
ドクターコンちゃん

あ!
そう言えばヒマしてるかもです!

電話してみますわ!

C先生はボクよりいくつか年上の上司で、
単身赴任です。

ドクターコンちゃん
ドクターコンちゃん

先生!

今、Aセンセと、Bセンセの家で鍋食べてるんですが、
よろしかったら来られませんか?

Cセンセ
Cセンセ

う~ん・・・どうしよっかな・・・

じゃあ行くわ・・・

数分の逡巡の後、
Cセンセも来ることに承諾されました。

最初のボクと同じく、
男だらけのクリスマス鍋パーティーに
違和感を覚えたのでしょう。

Cセンセが加わったことで、
なんだか場があったまってきました。

結局、男4人集まって飲めば、
いつでもどこでも楽しいと。

Cセンセ
Cセンセ

ちょっとイタいけど、
結構楽しいな!

ドクターコンちゃん
ドクターコンちゃん

ですよね~!

ビールも進み、
クリスマスの事なんか完全に忘れて
みんな盛り上がっておりました。

鍋も終わりになった頃。

Bセンセが鍋を片付け、
キッチンから何やら両手で持って戻ってきました。

それを見た皆が、
一瞬言葉を失い、固まりました。

Bセンセが持ってきたのは、なんと、

 

 

 

 

 

ホールケーキ

写真イメージ

目の前の現実を忘れ

浮かれていた俺達の足元を

何かにつかまれた気がした・・・

その③へ続く・・・

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