男性医師4人だけで祝った いつかのメリークリスマス その④

医者雑談

どーも!ドクターコンちゃんです!

前回の続きです。
(ちなみに、新型コロナ流行より、ずっと前のお話です)

天然Bセンセにより仕掛けられた
クリスマスケーキを前にした
数々のアクマ的イヤがらせ的イタズラ(的サービス?)

ついにキレたCセンセが

Cセンセ
Cセンセ

もうだめだ!!!

イタすぎる!!!!!

キャバクラ行くぞ!!!

突然のCセンセの提案、
というか命令に
みんな唖然としましたが、
このイタイ雰囲気を打破したかった
ボクとAセンセは
「合点だ親分!」とばかりに立ち上がりました。

ケーキを残念そうに見つめるBセンセを引っ張り、
みんなで外へ繰り出しました。

都会だとクリスマス・イブと言えば
街は色とりどりのイルミネーションで彩られ
遅くまで開いている店たちの前を
腕を組んだカップルが闊歩しているモノです。

さすがそこは
田舎の漁師町。

ほぼ真っ暗です。

いつも通り、
というか、いつもにも増して
ほとんど道に人がいません。

飲み屋街も一つしかないのですが、
なんだか普段よりもひっそりとしていました。

イメージ写真

ボクら男4人衆は、
たまに2次会、3次会で利用することのあるお店にやってきました。

キャバクラと言うものの、
実際はスナックと言った方が良いでしょうか。

一応、女性スタッフがお酒を注いでくれるお店です。

カラオケもあります。

冬の寒い外気のせいか
Bセンセのイタズラのせいか
身も心も冷え切った我々にとっては
オアシスに見えました。

お店のママ
お店のママ

あら、いらっしゃ~い

先陣Cセンセ
先陣Cセンセ

!!!

ちょっとウキウキAセンセ
ちょっとウキウキAセンセ

!!!

しょーがなくついてきたBセンセ
しょーがなくついてきたBセンセ

!!!

ドクターコンちゃん
ドクターコンちゃん

!!!

貸し切りだ・・・!

いつもは必ず数組のお客さんがいるのに
この日はボクら4人しかいませんでした。

そこそこ広いお店なので、
ガランとしています。

なんと、
クリスマス・イブだというのに、
いや
クリスマス・イブだからこそ
お客が来ないとは・・・!!!

きっとボクらみたいに
イブにヒマしてる人も多いと思うけど
世の男性の思考パターンの逆をついたようで
なんだか得した気分になりました。

イメージ写真

ボクらは各々にお酒を注文し、
女性スタッフ数人とともに

「メリー・クリスマース!!!」

と元気よく乾杯しました。

人数も増えて賑やかになり、
先ほどのイタイ気分が晴れていきました。

なんだかしょーもない話ですが、
やはり女性がいると華やかですな。

わざわざ自分たちで(正確にはBセンセが)
自分たちをイタイ状況に貶めていたので、
迷える子羊であったボクらには
女性スタッフが救いの女神のように見えました。

(ヤバ、やっぱクリスマスっぽいぞ)

こういうトコロにこそ、
こういう店の需要があるのだなと。

お店のママ
お店のママ

今日は空いてるから、
VIPルームもあいてるわよ

(説明しよう!
VIPルームとは
単に広い個室の事である!)

お客がいないんだから、そりゃあいてますわな。

周りにたくさんお客がいる時は
個室の方がうるさくなくて話もしやすいし
VIPルームも利用価値ありますが、
高い個室利用料がかかります(^^;)

高いので普段は利用しません。

でも、今日は
店全体VIPルームじゃないですか?

どう考えても、
今日はボクらしかお客がいないお店が
無理やり売り上げを増やそうとしているような・・・

鍋パーティーから摂取しているアルコールの力と、
女神を前にまたも浮かれていたボクらには
もはや冷静な判断力は有りません。

巡礼者のように、促されるまま
VIPルームに誘われました。

イメージ写真

うん、ただのカラオケ付きの広い個室。

しこたま飲んで歌って、
もはやクリスマスだか何だか分からないまま
何時間も居て、閉店となりました。

お店のママ
お店のママ

ありがとうございました~!!!

みんなフラフラした足取りながらも
コートを受け取り、
ご機嫌に帰り支度をしていました。

酔ったアタマで明細書を渡された時、

Aセンセ
Aセンセ

!!!

Bセンセ
Bセンセ

!!!

Cセンセ
Cセンセ

!!!

ドクターコンちゃん
ドクターコンちゃん

!!!

・・・ジーザス・・・

最後まで神頼みになってしまうくらい
どっぷりクリスマスな日でしたとさ。

というワケで、最後まで読んでくださって、
ありがとうございました~!!!

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